Panasonicの4KプレミアムハイグレードHDMIケーブル |
AV機器を新しくしてから3年近く過ぎたけれど、普段はBZT665(Panasonicブルーレイレコーダー)のHDDに録画したのものをそのまま見ることがほとんど。ブルーレイやCDの再生用にDBT-3313UD(DENONユニバーサルプレイヤー)もあるが、あまり稼働させる機会がないままになっていた。
この1ヶ月はブルーレイディスクに焼いて保存してあった映画を見ることが多かったのだが、DBT-3313UDでディスクを再生していると映像も音声も2秒ほど途切れてしまう現象が発生。映画好きとしては、これはちょっと我慢できない。色々と機器の設定を見直したけれど症状はまったく改善しない。はてさて故障したのか、それとも不良品だったのか?
ふと気付いたのがHDMIケーブルの存在。いちおうPanasonicのHigh Speedタイプを使っているが、転送速度が10.2Gbps。調べてみると4K用にさらに転送速度の高いタイプが発売されている。もしかすると18Gbpsのケーブルに変えたら信号切れはなくなるのではないか?ソースが4Kという訳ではないが、転送情報量は多いほうが良いに違いない。
宅配便で届いた18Gbpsケーブルに交換して視聴してみた。まとまった時間が取れなかったので10分程度の短い時間だったのだが…。
いやはや、これはスゴイ!
映像は以前に比べるとデジタルらしいスッキリした感があるが、「気分の問題かも」という感じもする。しかし音に関しては明らかに激変した。5.1chで楽しんでいるのだが、音場が一回り、いや二回りくらい広がったのがハッキリ分かる。飛び交う銃弾、崩れ落ちるビルディング、疾走するクルマ…まさに自分の周りに音が溢れている。
さて、長時間連続再生を行ったときに、これまでのように突然信号切れが起きるかどうか。解消していれば高額なケーブルに入れ替えた意味があったと感じられるに違いない。
(追記)
昨夜ブルーレイに録画しておいた「清須会議」を観たところ…1回だけ信号切れが発生。これを改善したと見るべきかどうか微妙。もしかしたら他のディスクでは同じようにブツ切れが多発するかもしれない。
こうなるとケーブルが原因ではなさそうだ。プレイヤーがおかしいのかもしれないし、ディスク自体の問題かもしれない。個人的な印象としてはディスク側の問題のような気がする。ブルーレイディスクが安く買えるようになったのは良いが、Amazonのユーザーコメントを見ると品質に難があるという書き込みも目立つ。コストダウン目的で海外生産だらけのようで、ハズレ率が高いという書き込みも多い。ではMade in Japanを狙って買うかといえば…大量に映画を録画する身としては懐が追いつかない。
…というわけで、音響面ではケーブル交換は成功だったが、信号ブツ切れは我慢するしかなさそうだ。